古文の言葉44
次の古文を読んで、問いに答えてみましょう。
「今物語」は鎌倉時代の説話集です。
女流歌人が待ち焦がれていた太政大臣がやってきます。
次の言葉の意味は、語群のどれでしょうか。
1 おぼしめされける
2 あながち
3 ながめ居たる
4 夜もすがら
〔語群〕
ア 一晩中
イ 一途に
ウ ご寵愛を受けている
エ もの思いにふけって坐っている
答 え
答 え
1 ウ おぼしめされける (ご寵愛を受けている)
2 イ あながち (一途に)
3 エ ながめ居たる (もの思いにふけって坐っている)
4 ア 夜もすがら (一晩中)
小式部内侍(平安中期の女流歌人)、大二条殿(太政大臣藤原教通)におぼしめされけるころ、ひさしく仰せ事(ご来訪)なかりける夕暮れに、あながち恋ひ奉りて、端近くながめ居たるに、御車の音などもなくて、ふと入らせ給ひければ、待ち得て(待った末、会うことができて)夜もすがら語らひ申しける。 (後略) | |
(藤原信実 「今物語」 久留米大附設高入試文より 表記一部変更) |
「今物語」は鎌倉時代の説話集です。
女流歌人が待ち焦がれていた太政大臣がやってきます。
次の言葉の意味は、語群のどれでしょうか。
1 おぼしめされける
2 あながち
3 ながめ居たる
4 夜もすがら
〔語群〕
ア 一晩中
イ 一途に
ウ ご寵愛を受けている
エ もの思いにふけって坐っている
答 え
答 え
1 ウ おぼしめされける (ご寵愛を受けている)
2 イ あながち (一途に)
3 エ ながめ居たる (もの思いにふけって坐っている)
4 ア 夜もすがら (一晩中)